スワップポイントの計算方法|1日・保有期間の損益を円で出す

スワップポイントを見ても、結局いくら増減するのか分からず困っていませんか。
結論は、1ロット1日あたりのスワップにロット数と付与日数を掛け、USD建てならドル円で円に直すだけです。水曜3倍の分は日数に足して数えます。
この記事では、計算式と2つの計算例を示します。読み終えると、ポジションを持つ前にスワップを円で見積もれます。
結論:スワップは「ポイント×ロット×付与日数」で円にできる
- 1日あたりのスワップ=スワップポイント(1ロット・1日)×ロット数
- 保有期間の合計=1日あたりのスワップ×付与日数
- ポイントがUSD建てなら、最後にドル円レートを掛けて円にする
- 買いと売りは別々に計算し、マイナスは支払いになる
スワップポイントの仕組みと見方
スワップポイントは、通貨ごとの金利差から生じる、日をまたぐポジションの受け取りや支払いです。買いと売りで符号が逆になることが多く、両方が支払いになる銘柄もあります。
数値は、業者の銘柄仕様や取引ツールの銘柄情報に載っています。日々変わるため、計算の前に最新値を確認します。
- 買い(ロング)と売り(ショート)の値を別々に見る
- 単位がポイント、USD、円のどれかを先に確認する
- 1ロットの通貨量(10万通貨が標準)を確認する
- 同じ業者でも口座タイプや銘柄で値が異なる場合がある
スワップの計算式とドル円への換算
| 求めたいもの | 計算式 |
|---|---|
| 1日あたりのスワップ(USD) | スワップ(1ロット・1日)×ロット数 |
| 付与日数 | 保有日数+期間中の水曜日の数×2 |
| 保有期間の合計(USD) | 1日あたりのスワップ×付与日数 |
| 円換算 | 合計(USD)×ドル円レート |
- 1
仕様から値を拾う
買いか売りか、自分の向きのスワップを1ロット・1日あたりで確認します。
- 2
ロット数を掛ける
0.1ロットなら10分の1、0.5ロットなら半分の額になります。
- 3
付与日数を掛ける
保有日数に水曜日の分を足し、その日数を掛けます。
- 4
円に直す
USD建てなら、その時点のドル円レートを掛けます。
水曜3倍など付与日の数え方
土日は市場が閉まるため、多くの業者は週末分をまとめて特定の曜日に付与します。水曜日に3日分を付ける業者が多く、この日を「3倍デー」と呼びます。
水曜日は1日分に加えて2日分が上乗せされるので、期間中の水曜日の数に2を掛けて日数に足します。
- 3倍付与の曜日が金曜日などの業者・銘柄もある
- 祝日や取引時間の変更で、付与日がずれることがある
- ロールオーバー(日付の更新)をまたがない取引には付かない
スワップの計算例|買い保有と売り保有
| 項目 | 例1:受け取り(買い) | 例2:支払い(売り) |
|---|---|---|
| スワップ(1ロット・1日) | +5USD | −4USD |
| ロット数 | 0.5ロット | 0.1ロット |
| 保有日数/水曜日の数 | 30日/4回 | 10日/2回 |
| 付与日数 | 30+4×2=38日分 | 10+2×2=14日分 |
| 合計(USD) | 5×0.5×38=95USD | −4×0.1×14=−5.6USD |
| 円換算(150円) | 約14,250円 | 約−840円 |
スワップポイントとロット数、保有日数を入れると、買い・売り別の合計を円で確認できます。
スワップ計算ツールを使うよくある質問
Q.スワップポイントの計算方法を教えてください
1ロット・1日あたりのスワップにロット数と付与日数を掛けて求めます。USD建てならドル円レートを掛けて円に直します。買いと売りは別に計算してください。
Q.スワップの水曜3倍は計算にどう入れますか?
期間中の水曜日の数に2を掛け、保有日数に足します。3倍付与の曜日は業者や銘柄で異なるため、銘柄仕様で確認してから数えてください。
Q.スワップがマイナスのときはどうなりますか?
受け取りではなく支払いになり、口座残高が日々減ります。短期の取引では小さくても、長く保有するほど積み上がります。保有前に仕様で確認してください。
本記事は情報提供を目的とし、投資助言ではありません。条件は変更されることがあるため、最新情報は各業者の公式ページで確認してください。海外FX・CFD取引には元本を超える損失のリスクがあります。


