証拠金維持率の計算|ロスカットまでの値幅の出し方【例付き】

証拠金維持率をどう計算すれば、ロスカットまでの余裕が分かるのか迷っていませんか。
結論は、維持率を「有効証拠金÷必要証拠金」で求め、ロスカット水準までに減らせる金額を1pipsの価値で割ることです。
この記事では、定義と式、ドル円の計算例、ロットを上げたときの注意を整理します。読み終えると、建てる前に耐えられる値幅を自分で出せます。
結論:維持率は有効証拠金÷必要証拠金で求める
- 証拠金維持率(%)=有効証拠金÷必要証拠金×100
- 有効証拠金は、口座残高に含み損益を足した金額
- ロスカット水準は業者により異なる。業者ページで確認する
- 耐えられる値幅=(有効証拠金−水準時の有効証拠金)÷1pipsの価値
証拠金維持率の計算式と3つの用語
証拠金維持率は、口座にどれだけ余裕があるかを示す割合です。値が小さくなるほど、強制決済に近づきます。
| 用語 | 意味 | 計算のしかた |
|---|---|---|
| 有効証拠金 | いま口座にある実質的な資金 | 口座残高+含み損益(業者によりボーナス等を含む) |
| 必要証拠金 | ポジションを持つために預ける金額 | 取引数量×レート÷レバレッジ |
| 証拠金維持率 | 必要証拠金に対する有効証拠金の割合 | 有効証拠金÷必要証拠金×100 |
例えば残高10万円で、必要証拠金が15,000円のポジションを持つとします。含み損益が0なら、維持率は約667%です。
ロスカット水準とは|業者ごとの違い
ロスカットは、維持率が一定の水準を下回ったときに、ポジションが自動で決済される仕組みです。水準は業者や口座タイプで異なります。
一般的な例として、100%・50%・20%・0%などの設定があります。これは一般論で、特定の業者の数値ではありません。
- 水準が高いほど、残高に余裕を残した段階で決済される
- 水準が低いほど、耐えられる値幅は広いが、損失も大きくなる
- マージンコール(警告)と強制決済の水準は別に設定されることがある
- 各社の水準は、業者ページと公式の口座案内で確認する
ロスカットまでの値幅を出す計算例
ロスカットまでの値幅は、維持率が水準になるときの有効証拠金を求めて逆算します。減らせる金額を、1pipsの価値で割れば出ます。
| 保有ロット | 必要証拠金 | 建てた直後の維持率 | ロスカットまでの値幅(水準20%) |
|---|---|---|---|
| 1ロット | 15,000円 | 約667% | 約97pips |
| 3ロット | 45,000円 | 約222% | 約30pips |
| 5ロット | 75,000円 | 約133% | 約17pips |
| 6ロット | 90,000円 | 約111% | 約13.7pips |
同じ残高でも、ロットが増えると耐えられる値幅は急に狭まります。3ロットなら、有効証拠金が9,000円になる約30pipsで決済される計算です。
水準が違うと値幅はどう変わるか
| ロスカット水準 | 決済時の有効証拠金 | 減らせる金額 | 耐えられる値幅 |
|---|---|---|---|
| 100% | 45,000円 | 55,000円 | 約18.3pips |
| 50% | 22,500円 | 77,500円 | 約25.8pips |
| 20% | 9,000円 | 91,000円 | 約30.3pips |
| 0% | 0円 | 100,000円 | 約33.3pips |
キャッシュバック目的でロットを上げる際の注意
キャッシュバックは取引量に比例するため、ロットを上げたくなるかもしれません。ただし損失もロットに比例し、維持率は下がります。
還元額はローンチ時に各業者ページへ掲載する予定で、現時点では確認中です。額が決まっても、ロットは許容損失と耐えられる値幅から決めるのが基本です。
残高・ロット・レバレッジ・水準を入れると、ロスカットまでの値幅を確認できます。
ロスカット計算ツールで値幅を確認するよくある質問
Q.証拠金維持率の計算式を教えてください。
有効証拠金を必要証拠金で割り、100を掛けて求めます。有効証拠金は、口座残高に含み損益を足した金額です。ボーナスの扱いは業者により異なります。
Q.ロスカット水準は何%ですか?
業者や口座タイプにより異なります。100%、50%、20%、0%など幅があるため、取引する業者の水準を業者ページと公式の案内で確認してください。
Q.ロスカットまでの値幅はどう計算しますか?
現在の有効証拠金から、水準時の有効証拠金(必要証拠金×水準)を引き、1pipsの価値で割ります。ドル円1ロットなら1pipsは1,000円が目安です。
本記事は情報提供を目的とし、投資助言ではありません。条件は変更されることがあるため、最新情報は各業者の公式ページで確認してください。海外FX・CFD取引には元本を超える損失のリスクがあります。


